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熊本市東区にしだ整形外科

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膝の痛み1

1.変形性膝関節症

症状

主な症状は膝の痛みと水がたまることです。はじめは立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休むと痛みがとれます。症状が進むと、正座や階段の昇降が困難となり、末期には安静時にも痛みあり、膝が伸びず歩行が困難になります。

原因

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝的素因も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。

関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、すり減って、関節が変形します。

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内側の隙間がせまくなっています

予防と治療

予防
  • ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を強化する
  • 正座をさける
  • 減量する
  • 膝を冷やさず、温めて血行を良くする
  • 洋式トイレを使用する
治療

症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬を使ったり、膝関節内にヒアルロン酸の注射などをします。また大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの運動器リハビリテーションを行ったり、膝を温めたりする物理療法を行います。足底板や膝装具を作成することもあります。

このような治療でも治らない場合は手術も検討します。これには関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。

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