脛骨結節が徐々に突出してきて痛みがでます。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みがなくなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。
10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると発生します。
成長期の一過性の病気で、成長が終了すると多くは治癒します。この時期はスポーツを控えることが大切です。
症状を強くさせないためには、大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、内服や湿布をします。
痛みがなくなればスポーツは可能です。
発症後3~6ヵ月はスポーツをすると症状が強くなるので、スポーツ前後にストレッチングやアイスマッサージ、ベルトの装着などをした上でスポーツすることをお勧めします。